葬儀の基礎知識

【保存版】もう迷わない…苫小牧市で葬儀に参列する女性の喪服マナーと身だしなみ完全ガイド

女性の喪服と身だしなみ完全ガイド

公開日: 2025年11月18日 9:00

最終更新日: 2025年11月18日 09:00

葬儀に参列する際には、弔事の場にふさわしい礼服である喪服を着用しますが、日常生活で身につける機会がほとんどないため、正しいルールやマナーに自信が持てないという方も少なくありません。とくに女性は男性以上に身だしなみに関するルールやマナーが細かく、苫小牧市での葬儀に参列する場合も注意が必要です。

この記事では、女性の喪服の種類や着用時のルール・マナー、靴やバッグなどの小物の選び方、アクセサリーの選び方に加え、葬儀の際のヘアメイクのポイントについて詳しくご紹介します。苫小牧市での葬儀に備えて知っておきたい基本を一緒に確認していきましょう。


女性が葬儀で着用する喪服の種類は3種類

喪服は「正喪服」「準喪服」「略喪服」の3種類に分けられ、それぞれ格式の高さが異なります。着用する人の立場や、葬儀の場面によってふさわしい喪服が変わるため、まずは各喪服の違いを把握しておきましょう。苫小牧市の葬儀であっても、この基本的な考え方は同じです。

女性の正喪服

正喪服は、3種類の中でも最も格式が高い喪服です。一般的に、葬儀を執り行う喪主や遺族、三親等までの近親者といった主催者側の人のみが着用します。故人を送り出す立場の人が身につける、最も改まった装いといえます。

正喪服は主催者側の礼服であるため、参列者が着用するのはマナー違反とされています。ただし、近年は葬儀の簡略化が進んでおり、苫小牧市でも喪主や親族が正喪服ではなく準喪服を選ぶケースが増えています。

【洋装の正喪服】

正喪服には和装と洋装がありますが、女性の洋装の正喪服は、冠婚葬祭用のブラックフォーマルのなかでも最も格式の高いタイプを指します。光沢のない黒無地のワンピースやアンサンブルが基本で、露出を避けるためにジャケットやボレロがセットになっているものが一般的です。

【和装の正喪服】

和装で正喪服を整える場合は、次のような組み合わせが基本です。

・紋付、羽織は染め抜き五つ紋入りの黒無地
・半襟と襦袢は白色
・足袋は白色
・帯は黒無地の丸帯
・帯揚げは黒の綸子や絞りのもの
・草履は畳表で鼻緒は黒

帯を結ぶ際は、不幸が重ならないようにという意味を込めて、一重太鼓で結ぶのがしきたりです。

女性の準喪服

準喪服は、正喪服に次いで格式の高い喪服で、一般的に「喪服」と呼ばれるものの多くはこの準喪服を指します。主催者側はお通夜や弔問の際に準喪服を着用し、参列者は葬儀でも準喪服を身につけるのが正式なマナーです。

店頭で「略礼服」や「ブラックスーツ」として販売されているものの多くは、この準喪服にあたります。略礼服は弔事だけでなく、結婚式などの慶事にも使える汎用性の高さが特長です。

【洋装の準喪服】

女性の洋装の準喪服は、正喪服とほとんど変わりません。光沢のない黒のワンピースやスーツ、アンサンブルなどのブラックフォーマルを選べば問題なく、苫小牧市での一般的な葬儀でも安心して着用できます。

【和装の準喪服】

和装の準喪服は、基本的には正喪服と同じ黒無地の紋付を着用しますが、参列者は主催者側より格を下げて三つ紋または一つ紋とするのがマナーです。主催者側がつける五つ紋の着物を参列者が着用することは、立場を越えてしまうため失礼にあたります。

女性の略喪服

【洋装の略喪服】

洋装の略喪服は、黒や濃紺、ダークグレーなど落ち着いたダークカラーのワンピースやアンサンブル、スーツが基本です。無地で控えめなデザインであればマナー違反にはなりませんが、テカリのある素材は避けるようにしましょう。

【和装の略喪服】

和装の略喪服は、三つ紋または一つ紋の黒無地の紋付が基本です。また、略喪服では黒以外の色喪服も認められていますが、濃紫や濃紺など落ち着いた寒色系のダークカラーを選ぶと安心です。

パンツスーツはなるべく避ける

葬儀における女性のパンツスーツは、正式な装いとはみなされないことが多く、準喪服や正喪服としては避けるべきという考え方が一般的です。ただし、略喪服として急な訃報に駆けつける場合や、寒さの厳しい地域の葬儀では容認されています。近年は、移動や体調面への配慮から、準喪服でも目立たないパンツスーツであれば許容される場面も増えています。

とはいえ、厳粛な葬儀の場にふさわしくないと考える人も少なくないため、喪主やその家族など主催者側の立場で参列する場合はスカートスタイルを選ぶ方が無難です。苫小牧市のような寒冷地でも、タイツやコートで防寒を工夫しながらスカートスタイルを選ぶ方が安心といえます。

女性の喪服の着用時のルール・マナー

葬儀は故人との最後のお別れをする大切な儀式です。「黒を着ていれば問題ない」という感覚でいると、場違いな印象を与えてしまうこともあります。ここからは、喪服を着用する際に押さえておきたい基本的なマナーやルールを確認していきましょう。

全身黒色が基本

葬儀にふさわしい装いの基本は、全身を黒で統一することです。黒は東洋・西洋のいずれにおいても悲しみや死を象徴する色とされており、弔事に最もふさわしい色とされています。なかでも、光沢のない深い黒、いわゆる漆黒が理想的です。

【ブラウスの色も黒にそろえる】

女性がスーツタイプの喪服を着る場合、インナーのブラウスも黒を選ぶのが基本です。正喪服では装飾のないシンプルなブラウスを合わせ、準喪服では控えめなレースなどであれば問題ありません。一方、略喪服ではダークカラーや上品な白のブラウスでもかまいません。

【ストッキングは黒無地で20デニール前後】

足元は黒無地で、20~30デニール程度の適度な透け感のあるストッキングが基本です。柄入りや網目のあるタイプ、素足はカジュアルな印象になるため避けましょう。急な訃報でお通夜に駆けつける場合は肌色のストッキングでも許されますが、葬儀では黒に履き替えるのがマナーです。

真冬の葬儀や雪の多い地域の葬儀では、タイツを着用しても問題ないとされています。目安としては80デニール程度までの厚さを選びましょう。ただし、高齢の方や妊娠中の方などは、冷えや体調を優先して無理のないものを選んでかまいません。苫小牧市の冬の葬儀では、防寒とのバランスも大切です。

肌の露出を少なくする

葬儀は故人を偲ぶ厳粛な場であるため、肌の露出はできる限り控える必要があります。女性の場合、とくにスカート丈や首元、袖丈に注意しましょう。

【スカート丈は膝下〜ふくらはぎ丈が基準】

スカート丈の目安は、膝下からふくらはぎあたりまでです。年代に関係なく、丈が長いほど格式の高い印象になります。ミセス世代の方はロング丈を選ぶことで、落ち着きのある上品な印象を演出できます。

準喪服や略喪服の場合は、膝下5センチ程度を目安にするとよいでしょう。椅子に座ったときに膝が隠れるかどうかを確認すると安心です。胸の大きさなどで丈が上がりやすい方は、体のラインを拾いにくい、ゆとりのあるワンピースを選ぶときれいに着こなせます。

【襟元は詰まったデザインを選ぶ】

喪服ではデコルテラインを控えめに見せることが大切です。胸元が大きく開いたデザインは避け、詰まり気味の襟元を選びます。華奢な体型の方は、首元までボタンを留められるジャケットを羽織ると、露出を抑えつつきちんとした印象になります。

【袖丈は季節を問わず長袖が基本】

袖丈は季節に関わらず長袖が正式なマナーです。ただし、近年の夏は気温が高くなるため、熱中症予防の観点から肘が隠れる七分丈の喪服が選ばれることも増えています。その場合でも、透け感の強い素材や薄手すぎる生地は避けましょう。

夏の葬儀の服装については、専用の記事で詳しく紹介されているので、事前に確認しておくと安心です。

素材はシルクもしくはシルクのような質感を意識する

喪服は、カジュアルな印象にならない素材を選ぶことも大切です。綿や麻、厚手ニットなどは日常着のイメージが強いため避け、シルクやトリアセテート、ポリエステル、レーヨンなど、ほどよい光沢と落ち感のある素材を選ぶと、きちんとした印象になります。

華やかな印象にならないようにする

葬儀の場で、肌の露出が多かったり、光沢の強い素材や華やかな装飾を身につけたりするのはマナー違反です。静かな悲しみを表現する場であることを意識し、落ち着いたトーンの装いを心がけましょう。

女性の喪服に合わせる靴やバッグなど小物の選び方

ここからは、喪服に合わせる靴やバッグ、そのほかの小物について、具体的な選び方をご紹介します。苫小牧市での葬儀でも、そのまま実践できる内容です。

靴は黒色のパンプス

葬儀にふさわしい靴は、黒のシンプルなパンプスです。つま先は先の尖ったポインテッドトゥではなく、丸みのあるプレーントゥや、角ばったスクエアトゥを選びます。つま先が開いたサンダルやミュールなど、カジュアル感の強い靴はマナー違反となります。

素材は光沢のない布製や合成皮革、または落ち着いた風合いの牛革がおすすめです。エナメルなどツヤ感の強い素材や、ヘビ・ワニ・オーストリッチといった爬虫類系、毛皮など動物の殺生を連想させる素材は避けましょう。ヒールの高さは3〜5センチ程度が理想で、高すぎると派手な印象に、低すぎるとカジュアルな印象になりがちです。

バッグ

葬儀用のバッグは、光沢のない黒のシンプルなハンドバッグが基本です。素材は靴と同様に、動物の殺生をイメージさせるものや派手なデザインのものは避けます。金具が大きく目立つものや、ロゴが強調されたブランドバッグも葬儀向きではありません。

また、ショルダーバッグは弔事の場にはふさわしくないとされています。どうしてもショルダータイプしか用意できない場合は、肩にかけずに手に持つ、布で覆うなど、できるだけカジュアルな印象を抑える工夫をしましょう。

ハンカチ

葬儀で使用するハンカチは、白無地または黒無地が基本です。他の人から見て目立ちすぎないものであれば、さりげない刺繍やレースが入っていても問題ありません。

素材は、光沢を抑えた綿や麻、ポリエステルなどを選びます。タオルハンカチは本来避けるべきとされていますが、夏場に汗を拭く目的であれば、葬儀用のハンカチとは別に持参しても差し支えありません。

葬儀の際のアクセサリーの選び方

葬儀では、基本的に結婚指輪以外のアクセサリーは身につけないのが原則です。ただし、洋装の場合はネックレスや耳飾りをつける方がよいとする考え方もあり、地域や家庭の考え方によっても異なります。ここでは、葬儀で身につけてもよいアクセサリーについてまとめます。

真珠のネックレス・耳飾り

葬儀の場で許されているアクセサリーは、白色または黒色の真珠、いわゆるブラックパールです。真珠は涙を連想させることから、悲しみを表すジュエリーとされ、ご遺族へのお悔やみの気持ちを込めて身につけられます。ほかに、オニキスやジェット、黒曜石などのモーニングジュエリーも弔事にふさわしいとされています。

【ネックレスは一連のみ】

ネックレスは、鎖骨のあたりに収まる長さの一連タイプを選びます。二連、三連のネックレスは、不幸が重なるという意味合いに受け取られるため、葬儀では避けるべきとされています。チェーンタイプのネックレスも華やかな印象になるため控えた方が無難です。

【耳飾りは固定タイプ】

イヤリングやピアスは、真珠一粒の固定タイプが基本です。揺れのあるデザインや大ぶりのもの、金具部分が大きく目立つタイプは葬儀にはふさわしくありません。

時計

葬儀の最中に何度も時間を確認したり、目立つ時計で注目を集めたりするのは好ましくないため、本来は時計を外すのが望ましいとされています。ただし、最近では実用面を考慮して、控えめなデザインの時計であれば着用が許容される場合もあります。

いずれにしても、華美なデザインや派手な色合い、明らかにカジュアルなスポーツウォッチは避けましょう。スマートウォッチは通知音や画面の光が目立つため、外して参列するのが安心です。

葬儀の際のヘアメイクのルール・マナー

葬儀では、服装だけでなくヘアスタイルやメイクにも気を配る必要があります。故人を偲ぶ場にふさわしいヘアメイクの基本的なルールとマナーを押さえておきましょう。

シンプルで清潔感のある髪型

葬儀の場では、華やかすぎる髪型は控えるべきです。全体のボリュームを抑え、すっきりとタイトなシルエットにまとめることを意識します。

ロングヘアは、黒のシンプルなヘアゴムで後ろに一つにまとめ、耳より下の位置で結びます。耳より高い位置でまとめるスタイルは祝い事向きとされるため、弔事では避けましょう。ショートヘアの場合は、髪を耳にかけたり黒のヘアピンで留めたりして、動きが出すぎないように整えます。

以前は葬儀にふさわしい髪色は黒一択とされてきましたが、現在は落ち着いたブラウンであれば許容される場面も増えています。ただし、明るい金髪やビビッドなカラーなどは、ご遺族や他の参列者に不快感を与える可能性があるため控えましょう。苫小牧市のような地域でも、派手なヘアカラーは避けた方が安心です。

品のあるナチュラルメイク

葬儀では、落ち着いたナチュラルメイクが基本です。一方で、まったくのノーメイクは、かえって礼を欠いている印象になることもあるため注意が必要です。アイシャドウやチークはベージュやブラウン系でまとめ、アイラインも控えめに引く程度にとどめます。

本来、葬儀では口紅はつけないとされてきましたが、現在では血色を整える程度の控えめな色であれば問題ないとされています。ツヤやラメ感の強いものは避け、落ち着いた色味を選びましょう。

ネイルは落とす方が安心

ラメやストーンを多用したきらびやかなネイルは、葬儀の場にはふさわしくありません。クリアネイルやベージュ系など、落ち着いた色とデザインであればそのままでも問題ないとされることもありますが、判断に迷う場合はいったん落としておく方が安心です。

どうしても時間がなくネイルを落とせない場合は、黒いレースの手袋で手元を隠す方法もあります。ただし、手袋を着用したままお焼香をするのはマナー違反にあたるため、お焼香や食事の場面では必ず外しましょう。

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